予算化はよさんか !!
予算化はよさんか !!
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「最近ガラス固化作業に携わっている技術者が可哀想に思えてなりません。上層部の方々の方向性の間違いを自分たちのせいにされて。自殺者が出なければ良いがと心配しています」と、心配の声もあがった。
1月21日午後、ガラス固化溶融炉(約3m×3m×3m)が設置されたセル(コンクリートで密封された約47m×23m×24mの部屋)内の配管のつなぎ目から高レベル放射性廃液が漏れるというトラブルと、外部へ放射能漏れをチェックするモニタリングポストの一つが火災で機能しないトラブルの二つが重なった。
昨年11月末頃に溶融炉のてっぺんの穴から突っ込んだ長さ5m前後のステンレスの棒が折れ曲がり抜け出せなくなるトラブルで試験を中止。これを復旧するために一部の設備を取り外した。この設備に廃液を供給する配管も取り外し栓をしたが、この栓をした部分から廃液が漏れた。トラブルは連鎖した。
コンクリートに密閉されたセル内は高放射線区域なので人が入って作業することができないため、クレーンやマジックハンドなどを使った遠隔操作だ。それも巨大なスケール。宇宙ステーションの組み立てさえ人の手を使って行うのに、ガラス固化セル内はそれ以上の技術力が必要なようだ。そして、廃液漏れの影響で、巨大なセル内がどれだけ汚染されたのだろうか。今年2月の試験終了はおろか、試験再開のめどはたたなくなった。それなのに政府・経済産業省はガラス固化技術を「既に実用化された技術」といい、「改良・改善するための研究開発」のために約16億円の予算要求を行っている。詐欺だ。詐欺だ。絶対詐欺だ。
2007年11月にガラス固化試験をはじめた際の再処理工場完工時期は2008年2月だった。試験開始から4ヶ月。現在は設計・構造の欠陥が明らかで、2007年11月以前の状況だ。政府・経産省はまず、今回の予算の説明としてどうして「既に実用化された技術」といえるのか、設計図や試験実績を示すべきである。
そもそも試験も終了していないのだから「実用化」ではない。まったくの詐欺だ。そもそも試験の採点をするのも合格証を出すのも政府・経産省なのに、合格証も出さないのに「実用化」とはなんだ。詐欺だ。賞味期限切れの自民党からも批判される官僚も賞味期限切れになったようだ。いや、どちらも偽装集団のようだが…。
かつては巨額の電力設備投資は「第2の公共事業」ともいわれた。現在は科学技術関係費も「第2の公共事業」費化することが危惧されているという。税金の使い道を誤り続けてきたが、今回も誤るのか。それは許されない。
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